安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
女性の健康という、大手が本腰を入れてこなかった領域での専業の旗印と、世界に張られた販売網が最大の強み。成熟薬は開発費がかからず、現金の創出力は規模の割に厚い。高い配当利回りで割安に放置される、現金と借金の綱引きの銘柄という立ち位置にいる。
避妊や不妊治療など女性の健康に関わる薬と、特許の切れた定番薬の世界販売が収益の柱。主力は体内に留置する避妊具で、新興国でも需要が伸びる。バイオ後続品の販売も第三の柱になる。新薬の開発に深入りせず、成熟した薬の販売網を世界に維持して現金を絞り出す構造になっている。
成熟薬の集合体ゆえ、値崩れの加速は止める手段が乏しい。主力避妊具への競合や訴訟は柱を直接揺らす。重い借金は金利上昇下で利益を削り、減配は配当目当ての株主の離反を招く。新薬の種が薄く、縮小の先の物語を描きにくい。
配当を維持しながら、現金の多くを借金の返済に充てる経営。研究開発は導入と提携に絞り、費用を軽く保つ。女性の健康の品揃えを買収と導入で少しずつ足し、縮小の速度を緩める方針が特徴になっている。
主力避妊具の販売と、成熟薬の減衰の速度、借金の返済に依存する。主力の避妊具が特許後も処方を保てるか、特許切れ薬の値崩れが想定の速度に収まるか、バイオ後続品の投入が穴を埋めるか、そして分離時に背負った借金の返済と配当の両立が続くかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $12.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $752M(6%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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