RNGR
Ranger Energy Services掘削の活況に連動する仕上げ仕事と、井戸が生きている限り必要になる保守仕事を、同じ隊列でこなせるように組んでいる。431台のうち稼働・受注可能なのは193台で、残りは相場が上向いたときに戻せる予備として抱える。
高規格の作業機で、フラッキング後の仕上げ、井戸の補修、日常の保守を請け負って作業料をもらう。ワイヤーライン作業や、機材レンタル、廃坑処理といった周辺サービスも束ね、同じ顧客の支出をまとめて取りにいく。
相場が落ちて生産者が支出を絞ると、仕上げ寄りの仕事から先に消える。作業機と人手を抱える費用は下がりにくく、値段勝負になりやすい業界のため、利幅は薄い。
相場を見ながら作業機の稼働と人の配置を細かく動かす現場寄りの運営。手元の現金は配当と買収の両方へ振り分けており、2025年にはパーミアンで41台を抱える同業を取り込んだ。
原油と天然ガスの相場が、顧客であるE&P企業の支出意欲をどう動かすかに需要が連動する。2025年10-12月期に買ったAWSの41台をどれだけ早く自社の隊列へ馴染ませられるかも、当面の稼働率を決める。
この会社をどう読むか
掘削装置が去った後から、Ranger Energy Services の仕事が始まる。フラッキングを終えた井戸を生産に乗せる仕上げ作業と、その井戸が動き続けるための補修や保守が、この会社の収入源だ。
431台の作業機のうち、いま動かせるのは193台にとどまる。仕上げ寄りの仕事は生産者の設備投資に連動して増減するが、保守の仕事は掘削の活況とあまり関係なく発生するため、この二本立てが相場の波を多少ならす。
バランスシート (要約)
資産 $419M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $300M(72%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$10M
- 他の流動資産$111M
- 固定資産$298M
- 流動負債$69M
- 短期借入金$4M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $547M
- 売上成長率
- −4.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 2.8%
- 純利益率
- 2.2%
- ROE
- 4.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $69M
- フリーCF
- $43M
- 営業CFマージン
- 12.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $6M
- 配当性向
- 44.7%
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