
SKWD
Skyward Specialty Insurance大手が標準的な手法では扱いにくい特殊なリスクに的を絞り、分野ごとの専門知識で個別に見極める引き受けの規律が最大の強み。やみくもに量を追わず、採算の取れるリスクだけを選ぶ。市況の良い特殊保険の分野で、規律を強みに着実に伸びる、新興の特殊保険会社の立ち位置にいる。
大手の保険会社が標準的に扱いにくい、特殊で個別性の高いリスクに的を絞って保険を引き受け、その保険料が収益の柱。建設や運輸、専門職の賠償、災害復旧など、見極めに専門知識が要る分野を選ぶ。大きな損失は再保険に転嫁して自社の負担を抑える。集めた保険料と支払う保険金の差に、預かった資金の運用益を加えて稼ぐ構造になっている。
引き受けの見極めを誤ると、想定を超える保険金の支払いが採算を直接崩す。大型の自然災害が重なれば損失が膨らむ。特殊保険の保険料が競争で下がる局面では、採算を保つために量を抑える必要が出る。金利が下がれば運用益が薄れる。新興ゆえ、財務の体力は大手に劣る。
配当を出さず、現金を引き受けの拡大と自己資本の充実に充てる経営。量より採算を重んじ、保険料の見合わないリスクは引き受けない規律を貫く。再保険を厚く使って大型損失の負担を抑え、専門分野を選んで広げる方針が特徴になっている。
特殊保険の市況と、引き受けの規律、運用益に依存する。専門性の高い保険の保険料が高く保たれるか、的を絞った引き受けで保険金の支払いを保険料の範囲に収められるか、再保険を手頃な費用で確保できるか、そして金利の動きで運用益がどう振れるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1B(21%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$169M
- 長期借入金$100M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.4B
- 売上成長率
- 23.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 12.0%
- ROE
- 16.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $408M
- フリーCF
- $403M
- 営業CFマージン
- 28.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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