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強み

穀物や金属など商品の取引仲介という、専門性が高く大手証券が手薄な分野に強い点が特徴。農家や中堅企業など、巨大銀行が相手にしにくい顧客のヘッジを支え、深い関係を築く。商品から為替、証券、決済まで幅広い市場をつなぎ、買収で着実に領域を広げてきた、ニッチ特化の金融サービスの立ち位置にいる。

成長ドライバー

穀物や金属、エネルギーといった商品の先物取引、為替、証券、決済の仲介手数料が収益の柱。農家や食品会社、商社などが、価格変動のリスクを抑えるために行う取引(ヘッジ)を支える。これに、顧客の預かり資金から得る金利収入が加わる。商品から為替まで幅広い市場へのアクセスを提供し、取引の仲介と金利で稼ぐ構造になっている。

リスク

市場が凪いで価格変動が小さくなると、取引量が減り手数料が落ちる。金利が大きく下がると、預かり資金からの金利収入が細る。取引の仲介は利幅が薄く、システムや決済の事故、顧客の破綻に巻き込まれるリスクもある。買収を重ねた成長ゆえ、統合の負担も重しになりうる。

経営の癖

配当を出さず、利益を買収による事業拡大と、取引基盤の強化に振り向ける成長志向の経営。商品仲介という専門分野を軸に、為替や証券、決済へと買収で領域を広げ、取引量と金利収入の両輪で稼ぎながら、薄い利幅を規模でカバーして成長を続ける方針が特徴になっている。

読みの軸

取引量と、市場の変動、金利の水準に依存する。商品や為替の価格が動いて取引が活発か、企業のヘッジ需要が強いか、顧客の預かり資金からの金利収入が伸びるか、そして買収で取引の分野と顧客を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。市場の変動が大きいほど取引が増える性質を持つ。

バランスシート (要約)

資産 $45.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.4B(5%)。

財務状態スコア
C要注意

自己資本が同業の中でも薄い。決算ごとの確認が必要

資産 (合計)
$45.3B前期比 +64.8%
241位 / 4,281社 上位10%
  • 現金・現金同等物$1.6B
負債 (合計)
$42.9B前期比 +66.5%
189位 / 4,239社 上位10%
純資産
$2.4B前期比 +39.1%
861位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
5%
2022
5%
2023
6%
2024
6%
2025
5%

この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。

収益性 (TTM)

売上高
$132.4B
27位 / 3,391社 上位1%
売上成長率
32.5%
粗利率
3.1%
営業利益率
—
純利益率
0.2%
ROE
12.9%
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$4.4B
179位 / 4,104社 上位10%
フリーCF
$4.3B
98位 / 3,300社 上位10%
営業CFマージン
3.3%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — StoneX Group の提出書類
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