安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
同業のGetty Imagesと一つになろうとしている、業界再編の当事者そのものである点が他と違う。集めた素材を人工知能の学習用に提供する事業も育てており、貸し出すだけの競合とは収入の出どころが違う。
世界の写真家や映像作家から集めた画像、映像、音楽、3Dモデルを、企業や個人に使用権として貸し出す。2025年の売上$989.9Mのうち$786.7Mが素材そのものの利用料で、残りはメタデータの提供やGiphy、制作の請負が占める。
生成AIが画像や映像を作れるようになり、既製の素材を買う理由そのものが薄れつつある。合併が審査で覆れば、統合を前提に描いてきた計画も一度白紙に戻る。
いまの経営の主な仕事は、米司法省と英国の競争当局に説明を尽くし、合併を完了まで持っていくことだ。株主還元は続いているが、会社の形そのものを変える決断のほうが前に出ている。
素材そのものの需要より、規制当局の判断のほうが当面は重い。2025年1月に発表した合併は米司法省から追加資料を求められ、11月には英国の競争当局が第2段階の審査に入ると告げてきた。
資産 $1.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $581M(43%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
読み込み中…