STKS
ONE Group Hospitality単一ブランドのステーキハウスではなく、鉄板焼きの老舗ベニハナを傘下に収めた多ブランド運営会社である。ホテルやカジノの飲食運営まで請け負う点も、同業のステーキチェーンとは違う。
直営・管理・ライセンス・フランチャイズを合わせて158店を抱え、内訳はベニハナ86店、STK31店、コナグリル23店、RAスシ12店となっている。自社運営店の飲食代金に加え、ホテルやカジノ内の飲食運営を管理料と成功報酬で請け負う事業も収入になる。
高級外食は景気の波を受けやすく、家賃と人件費が重い都心立地ではなおさら響く。ブランドを増やすほど運営は複雑になり、整理には閉店費用と改装費用がかさむうえ、買収でふくらんだ借入の返済も軽くない。
2025年にコナグリル4店とRAスシ2店を閉じ、2026年1月にもRAスシ1店を畳んだ。買った看板を守るより、売れる看板へ張り替える選別に軸足がある。
都市部の外食需要と、性格の違う四つのブランドを同時に回す効率に左右される。不振店を閉めてSTKかベニハナへ改装する入れ替えが、どこまで採算を押し上げるかが焦点になる。
この会社をどう読むか
ONE Group Hospitality という社名を知らなくても、STKという高級ステーキ店の名なら耳にしたことがあるかもしれない。だが158ある店舗のうちSTKは31店で、最も多いのは鉄板焼きの老舗ベニハナの86店だ。
つまりこの会社は、STKを看板に掲げながら、買収で束ねたベニハナ、コナグリル、RAスシを一つ屋根の下で回す多ブランド外食会社である。2025年から2026年1月にかけてコナグリルとRAスシを計7店閉めており、どの看板を残しどれを畳むかの取捨選択が、当面の見どころになっている。
バランスシート (要約)
資産 $884M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。営業利益が支払利息に届いていない、借金は本業の稼ぎの約6.7年分
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$53M
- 固定資産$827M
- 流動負債$133M
- 長期借入金$334M
- 短期借入金$9M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $806M
- 売上成長率
- 19.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 1.0%
- 純利益率
- −11.4%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $30M
- フリーCF
- −$27M
- 営業CFマージン
- 3.8%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
STKS の掲示板
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