
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
ガラス瓶が包装費の最大項目で、その約6割をナバ醸造所の隣に建つオーウェンズ・イリノイとの折半合弁工場から受け取る。醸造から容器まで一体で押さえた生産の組み方が、他の酒類会社との差になっている。
2026年2月期の売上は $9.1B で、うちビールが $8.3B と9割を占める。醸造所はメキシコのナバとオブレゴンにあり、そこで造ったブランドを米国50州で独占的に輸入・販売する権利を持つ。ワインと蒸留酒は2025年6月に量販ブランドを手放し、$824M まで縮んだ。
ビールが失速したときの受け皿が薄い。ワインと蒸留酒は量販ブランドを手放したばかりで、規模では穴を埋められない。酒類の消費そのものが細る局面でも、代わりに伸びる事業を持たない。
2026年2月期は増産のための設備投資に $700M 超を投じ、翌期は約 $800M を見込む。ワインを高級帯だけに絞り、資金をビールの生産能力へ寄せる配分が続いている。
米国のビール市場でモデロとコロナが売れ続けるかどうかに、売上のほとんどがぶら下がる。醸造をメキシコに置いているため、通商政策や関税の変化は原価に直結する。
資産 $21.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $8.1B(37%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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