配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
自ら鉱床を掘るのではなく、世界有数の資源会社サウス32と折半で開発を進める体制を取る点が特徴だ。資金と技術の両面で大手の裏付けを持ちながら、権益の半分を確保する形で身の丈に合ったリスクの取り方をしている。
まだ金属を売って稼ぐ段階にはない。大手資源会社サウス32との折半出資会社アンブラー・メタルズを通じ、高品位のアークティック鉱床と銅を多く含むボーナイト鉱床の開発を進めている。2025年公表の経済性評価では、ボーナイト単独でも17年間で銅19億ポンドを産出できるとの試算が示された。
作業期間が年の一部に限られる分、天候不順が一度あるだけで年間の計画が丸ごとずれ込む。奥地の開発には許認可や輸送路の整備に長い年月と巨額の費用がかかり、生産開始はなお遠い。銅の相場が崩れれば、経済性評価で示した採算そのものが揺らぐ。
サウス32との合弁を軸に据え、開発許可の取得と地域との合意形成を先に片づける順番を取っている。限られた夏の作業期間に合わせて調査と工事の計画を組み立てる、季節に縛られた運営が続く。
銅の相場と、開発許可が下りるか、そして奥地まで鉱石を運ぶ道路が整うかで先行きが決まる。探査ができるのは雪解けから根雪までの数か月に限られ、この短い作業期間がそのまま開発のペースを決めている。
資産 $157M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $124M(79%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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