まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
集合住宅や商業の不動産に、価値を高める途中の融資を中心に行いつつ、一部の不動産の家賃も得る点が最大の特徴。家賃収入だけに徹する不動産の会社とは、稼ぎの組み立てが違う。商業の不動産に融資する不動産の会社の立ち位置にいる。
商業不動産への融資の利息が事業の柱。集合住宅や、店や事務所などの商業の建物に対して、建て替えや入居の引き上げで価値を高める途中の持ち主へ、数年の融資を行う。融資の利息で稼ぐ。自前で不動産を持つよりも、貸す側に回ることを中心に据える。あわせて、一部の不動産を自ら保有して家賃も得る。投資の会社の形をとり、稼ぎの大半を配当として配る。融資の利息と、保有する不動産の家賃を組み合わせて稼ぐ形になっている。
価値を高める途中の不動産に貸すため、計画が頓挫すれば貸し倒れの危険が高まる弱点を抱える。とりわけ商業の不動産は市況の冷え込みに弱い。少数の大口の融資に偏れば、その一つの焦げ付きの痛手が大きい。借り入れを重ねて貸すため、調達の費用が上がると利ざやが縮む。保有する不動産も、空室が出れば家賃が減る。配当を厚く配る分、損が出たときの備えが薄くなりやすい。
稼ぎの大半を配当として配りつつ、融資と保有の双方で不動産の収益を得る経営。借り手と計画の見極めと、保有する不動産の管理、調達の費用の管理を進める。商業の不動産への融資が、運営の中核になっている。
借り手の返済と、商業不動産の市況、そして資金の調達に依存する。価値を高める計画が進んで借り手が返済できるか、集合住宅や商業の不動産の市況が担保の価値を支えるか、貸付に回す資金を調達し続けられるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $352M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $146M(42%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
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