TPTS
Terra Property Trust大手には小さすぎ、個人には重すぎる$10M〜$50Mの帯だけを狙い、競争の薄い場所で値付けの主導権を握る。2025年末で7州9市場に投資先が散り、集合住宅から学生寮、店舗、複合用途まで種類も幅広い。
メザニン債務や優先出資、第一抵当権付きのローンとして、集合住宅や学生寮、オフィスの改修・開発資金を貸し、利息で稼ぐ。案件の発掘と運用は自社ではなくTerra Capital Partnersが担う。
融資先が工事の途中にある物件に偏るため、着工の遅れや商業不動産市況の冷え込みが貸し倒れに直結する。2026年に期限の来る自社債を年限の長い担保付き債へ交換する手続きを進めており、資金繰りの余裕は厚くない。
自前の運用チームを持たず、投資判断を外部のTerra Capital Partnersへ委ねる形をとる。2022年には傘下の投資会社Terra Income Fund 6を吸収合併し、器の整理も進めた。
借り手が改修や開発を予定どおり進めて返済できるかに、収入がそのまま乗る。$10M〜$50Mという中規模帯の案件を継続して見つけられるかも欠かせない。
この会社をどう読むか
$10Mから$50M。これがTerra Property Trustの貸す一件あたりの金額の帯だ。大手の不動産金融には小さすぎ、個人の投資家には手が届きにくいこの隙間だけを狙う。
貸す相手は、改修や建て替えの途中にある集合住宅や学生寮、オフィスの持ち主である。自前の運用チームは持たず、案件の発掘も判断も外部のTerra Capital Partnersに任せる形が2015年の設立から続く。
発行体の連結バランスシート (要約)
この銘柄は、取引所が公開している証券名では「社債」に分類されています。ここから下の数字は、この証券を発行した会社 (発行体) の連結決算です。証券そのものの成績ではないので、全上場企業の中での順位も出していません。
資産 $352M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $146M(42%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$33M
- 長期借入金$179M
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
発行体の収益性 (TTM)
- 売上高
- $35M
- 売上成長率
- −28.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −3.7%
- 純利益率
- −78.5%
- ROE
- −19.0%
- ROIC
- −0.3%
発行体のキャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 5.4%
- 現金燃焼
- 判定不能
発行体の配当
- 配当総額(年間)
- $12M
- 配当性向
- —
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