配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
企業価値に対する貸付額を25%未満に抑える線引きで、赤字企業への融資という危うい領域を数字で管理している。母体のTriplePoint Capitalがシリコンバレーで積んだ取引実績が、借り手の選別を支える。
赤字のまま伸びている企業への貸付利息が主な収入。年10%から18%の利回りを狙い、そこに将来その企業の株を決めた価格で買える権利を添えて、値上がり分の取り分も確保する。
貸出先の多くは利益を出していないため、次の増資が止まればすぐ返済に行き詰まる。資金が引いた局面では、貸し倒れが一社ずつではなく束で来る。添えた株の権利も、評価が下がれば紙のままだ。
2013年にメリーランド州で設立され、母体の成長企業向け融資事業を切り出す形で発足した。運用は外部の助言会社が担い、稼いだ利息はほぼそのまま株主へ流れる。
借り手が次の資金調達にたどり着けるかどうかが、返済の見通しをほぼ左右する。ベンチャーキャピタルに資金が入らない時期は、借り手全体の資金繰りが同時に細る。
資産 $840M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $354M(42%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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