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Townsquare Media大都市を狙う全国紙やテレビ局と違い、あえて上位50都市の外だけを市場に選んだ。ラジオ局を束ねて得た地元の信頼を、そのままネット広告と月ぎめのデジタル支援に横展開できる。
上位50都市の外にある74の地方都市で、340局のラジオ局を持つ。そこで得た地元の広告主とのつながりを、自社開発の配信システムで売るデジタル広告と、店や事業者のサイト作成・検索対策を月ぎめで請け負う支援事業に転用してきた。デジタルの二事業だけで売上の55%を占め、放送広告はもはや脇役に近い。
ラジオ広告は全米の広告費のわずか4%程度まで縮んでおり、この先も伸びる見込みは薄い。デジタル事業がその目減りを吸収し続けられるかが焦点で、中小企業の契約解除が増えたり、大手のネット広告に価格で押し負けたりすれば、成長の物語ごと止まる。
投資の順番は明快で、ラジオではなくデジタルに先に資金を回す。2010年に13都市・60局で始めた放送網を買収で74都市・340局まで広げ、いまはそれを新規顧客の入口として使う側に回っている。株主への配当は続けている。
上位50都市の外にある地方経済の広告予算が、そのまま売上の天井になる。中小事業者が月ぎめ契約を続けるか、自社の配信システムが集める利用者データの厚みを保てるかも効いてくる。
この会社をどう読むか
Townsquare Media は、2010年にわずか13都市・60局のラジオ局から始まった。地方の電波を束ねる会社という第一印象のまま見ていると、この会社の実像を見誤る。
いま売上の55%を稼ぐのは、自社の配信システムで売るデジタル広告と、店や事業者のサイト運営を月ぎめで請け負う支援事業だ。ラジオは地元との接点を作る入り口に変わり、そこから先の収益はデジタルが刈り取る形に置き換わりつつある。
バランスシート (要約)
資産 $529M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。営業利益が支払利息に届いていない、借金は本業の稼ぎの約6.9年分
- 現金・現金同等物$5M
- 他の流動資産$65M
- 固定資産$459M
- 流動負債$82M
- 長期借入金$421M
- 短期借入金$12M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $427M
- 売上成長率
- −5.2%
- 粗利率
- 25.5%
- 営業利益率
- 10.3%
- 純利益率
- −2.7%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $31M
- フリーCF
- $15M
- 営業CFマージン
- 7.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $13M
- 配当性向
- —
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