まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
全米規模で成長を競う銀行とは違い、オハイオ州東部という狭い商圏に絞り込んでいる。主戦場のベルモント郡で27行中4位という自らの順位を年次報告に明記するほど、地元での序列を意識している。
オハイオ州東部と西バージニア州北部の限られた郡で、家庭や中小事業者から預金を集め、住宅ローンや事業向け、地元不動産向けの融資に回す。預金に払う利息と貸出で受け取る利息の差が主な収益源で、これに各種手数料が加わる。主要市場のベルモント郡では、地元当局の集計で27の競合金融機関のうち預金シェア4位につけている。
単一の地域経済に収益が縛られており、地元産業が落ち込めば貸し出しの焦げ付きが増える。Huntington National BankやPNC Bankといった規模の大きい競合と同じ市場で戦っており、金利が急に動けば利ざやも縮む。
本店と18の支店という小さな器を保ち、貸し出しの審査と焦げ付きの管理に手間をかける。規模を追わない代わりに、稼いだ利益は配当として株主へ戻す方針を取る。
収益はオハイオ州東部という一つの地域経済に紐づいている。焦げ付きをどこまで抑えられるか、金利が動く中で預金と貸出の利ざやを守れるかが、その年の出来を決める。
資産 $857M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $71M(8%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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