安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社

人工関節という分野で世界トップ級の実績と、整形外科医との長年の関係が強み。医師は使い慣れた機器や手術手技を変えにくく、一度採用されると継続して使われる。手術支援ロボットと組み合わせて囲い込め、高齢化に伴う関節置換の増加を取り込める立ち位置にいる。
人工の膝関節や股関節といった、関節を置き換える医療機器(インプラント)の販売が収益の柱。これに、手術に使う器具や、近年は手術を支援するロボットや関連サービスが加わる。整形外科医に使われる機器を供給し、手術件数が増えるほど売上が伸びる構造になっている。
病院の予算や保険の支払いが絞られ、人工関節の価格が下がると採算が圧迫される。競合が新しい製品や手術支援システムでシェアを奪うと、医師の支持を失う。手術の延期が広がる局面や、製品の不具合・リコールも、収益の重しになりうる。
安定した配当を出しつつ、新製品と手術支援ロボットの開発、買収による品揃えの拡充に資金を振り向ける経営。整形外科医との関係を軸に、ロボットや関連サービスで囲い込みを強め、高齢化の追い風を取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴。
整形外科手術の件数と、人工関節の需要に依存する。高齢化で関節置換の手術がどれだけ増えるか、新製品や手術支援ロボットで医師の支持を保てるか、そして保険の支払いや価格の動向が、業績を左右する大きな前提になる。高齢化が長期の追い風だ。
資産 $23.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $12.7B(55%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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