
配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
全店で同じ棚を並べる量販店と違い、地域ごとに品ぞろえを変えることを前提に店をつくる。買収した欧州と豪州の屋号を統合せず残したのも、その土地の文化を消さないためだ。
1978年創業のワシントン州の会社で、米国のZumiez、欧州のBlue Tomato、豪州のFast Timesという3つの屋号を使い分ける。服や靴に加えスケートボードやスノーボードも並べ、店とネット通販を一体で回して売上をつくる。
読みを外した商品は、そのまま値下げ待ちの在庫として残る。景気が悪くなれば服は真っ先に削られる支出で、719店分の賃料と人件費は売上が落ちても減らない。
2012年のBlue Tomato、2016年のFast Timesと買収で海外に出ながら、それぞれのブランド名を残す運営を選んできた。流行の移り変わりに合わせ、品ぞろえを現場の判断で入れ替える速さを重んじる。
10代から20代の客の財布と、次に何が流行るかを読む仕入れの精度で結果が決まる。店員をその文化に詳しい人材でそろえる方針が、独立系のセレクトショップに近い空気をつくっている。
資産 $644M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $324M(50%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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