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sodate Stories ・ 2026.08.25

アイオンキュー8.47%安。先週の量子ラリーが丸ごと巻き戻された

量子計算の銘柄が月曜に揃って下げた。アイオンキュー8.47%安、リゲッティ8.60%安、D-Wave 8.39%安である。先週は1社の売上高の見出しで業界全体が買われていた。今度はその上げが、同じように業界全体で戻されている。

IONQ▼8.47%RGTI▼8.60%QBTS▼8.39%3分で読める ・ sodate 編集部
メリーランド州カレッジパークにあるアイオンキューの本社。量子計算の銘柄は月曜に揃って下げた
Blacktupelo · CC BY-SA 4.0

月曜、量子計算の銘柄が揃って下げた。

アイオンキューが8.47%安の$41.06、リゲッティ・コンピューティングが8.60%安の$16.37である。D-Waveクアンタムは8.39%安、クアンタム・コンピューティングも7.62%安だった。

量子計算4社の月曜前日比・8/24

4社とも、この日に固有の悪材料は出ていない。

4社が同じ幅で動くのは、1つの籠として扱われているから

下げ幅がここまで揃うのは、市場がこの4社を1つのまとまりとして売買しているからである。

先週、クアンタム・コンピューティングの売上高に関する見出しが出て、業界全体が買われた。1社の話が4社の株価を動かしている。月曜はその逆向きが起きた。上げた時と同じ順番で、同じ幅だけ戻っている。

IONQIonQ$41.06▼8.47%
直近1か月の終値 (日足)。緑=前日より上げた日、赤=下げた日30日 $32 〜 $47
アイオンキューの1か月。先週の上げと月曜の下げが対になっている

会社ごとの中身で選ばれていない、ということでもある。

4社とも売上はほぼ無く、値段は何年も先の見積もりで決まる

量子計算の会社は、売上がまだ無いか、あってもごくわずかである。株価は、何年も先に生まれるかもしれない現金の流れを、いまの値段に引き直したものになる。

この構造だと、値段は将来の見積もりの変化に丸ごと反応する。1年後の利益で説明できる会社なら、決算が出れば議論は決算に戻る。決算で説明できない会社は、話題の温度がそのまま値段になる。

オーロラ8.81%安、ASTスペースモバイル9.18%安も同じ日に下げた

構造が同じ会社は、量子計算だけではない。

自動運転トラックのオーロラ・イノベーションが8.81%安の$5.69、衛星通信のASTスペースモバイルが9.18%安の$62.35である。医療AIのテンパスAIも8.97%安、宇宙輸送のロケット・ラボは5.91%安だった。

将来の実現に賭ける4社の月曜前日比・8/24

いずれも、いまの利益ではなく将来の実現に値段が付いている会社である。指数が0.28%安の日に、この一群だけが8〜9%動いた。

見ておくのは、次に何で戻るか

次に見るのは、この一群が戻る時のきっかけである。

決算や契約といった会社ごとの数字で戻るなら、選別が始まったことになる。また1社の見出しで4社が揃って上げるなら、籠として売買される状態が続いていることになる。月曜の市場全体の動きは朝刊にまとめている。

sodate Daily ・ 2026.08.25この日の朝刊を読む

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