アップルが木曜、3.56%高の$326.57で引けた。
この日、超大型株の多くは5%前後下げている。オラクルが5.38%安、インテルが5.57%安、デル・テクノロジーズが5.35%安だった。
その中で上げ幅の頭にいたのがアップルである。
材料は前日のiPhone 18 Proと折りたたみの発表だった
材料は前日の水曜に出ている。
クパチーノの本社で開かれた発表会で、iPhone 18 ProとPro Max、そして同社初の折りたたみiPhoneが披露された。
その水曜の株価は0.28%安だった。発表会当日に売られるのは、この会社では繰り返されてきた形である。
値段が動いたのは翌日だった。中身が読まれ、数字に落とされてからである。
IDCは1年で1,000万台、モルガン・スタンレーは初年度650万台と見た
具体的な予想が出そろったことが効いた。
調査会社IDCのナビラ・ポパル氏は、折りたたみは広く受け入れられるだろうと述べている。$2,500という高い値札にもかかわらず、である。発売から1年で1,000万台の出荷を見込んだ。
モルガン・スタンレーのエリック・ウッドリング氏は、この製品を2017年のiPhone X以来もっとも重要な発売だと位置づけている。12月期の出荷を約650万台と見積もった。
高い値札は、台数が出れば売上の押し上げがそのぶん大きいという意味にもなる。
部品のスカイワークスは9.79%高、クォルボは6.77%高
同じ日、アップル向けの高周波部品を作る2社も大きく上げている。
スカイワークス・ソリューションズが9.79%高、クォルボが6.77%高である。もっとも、この2社の材料は合併の進み具合で、アップルとは別の話だった。詳しくはこちらに書いた。
AAPLApple▲3.56%
SWKSSkyworks Solutions▲9.79%
QRVOQorvo▲6.77%
次に見るのは9月12日に始まる予約の数
予約が始まるのは9月12日、iPhone 18 ProとPro Maxの出荷は9月18日からである。
見るべきは、$2,500という値札に対して実際にどれだけ予約が入るかだ。予想の1,000万台は、まだ誰も注文していない段階の数字である。
もう一つはインテルの話とつながる。同じ日、アップルはMac App Storeの開発者に対し、macOS 13以降を必要とするアプリではIntel搭載Macの対応を外してよいと通知した。自社製の半導体への移行が、最後の一区切りに近づいている。
朝刊は9月11日号に。


