配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
無線信号を扱う半導体という専門分野で高い技術を持ち、スマホメーカーに欠かせない部品を供給する点が強み。通信規格が新しくなるほど必要な部品が増え、技術の蓄積が生きる。最大の顧客との長年の取引関係を築き、自動車や産業機器など新しい用途へ広げて依存を和らげようとする立ち位置にいる。
スマホやタブレットなどが電波で通信するために必要な、無線信号を扱う半導体の販売が収益の柱。電波の送受信や信号の増幅・選別を担う部品を設計し、スマホメーカーに供給する。通信規格が新しくなるほど、必要な部品が増え高度になる。スマホ向けを中心に、無線通信のチップを供給して稼ぐ構造になっている。
スマホ市場が頭打ちになったり、最大の顧客であるアップルの販売が鈍ったりすると、業績が大きく落ち込む。特定の大口顧客への依存が高く、その注文の増減に業績が振られる弱さを持つ。顧客が部品を自社開発に切り替える動きや、競合との価格競争も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、無線技術の開発と、自動車・産業機器など新しい用途への展開、効率的な生産に力を入れる経営。スマホと大口顧客に偏った収益を、新しい用途へ広げて和らげながら、通信規格の進化を取り込み、技術の蓄積を生かして稼ぐ方針が特徴になっている。
スマホの販売台数と、大口顧客の動向、通信規格の進化に依存する。スマホ市場が伸びるか、一台あたりに使われる無線部品が増えるか、最大の顧客であるアップル向けの比率をどう保つか、そして自動車や産業機器など新しい用途へ広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $7.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.8B(73%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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