
ALLT
Allot端末に対策ソフトを入れさせる一般的なセキュリティー会社に対し、Allotは回線の側でまとめて守る。利用者は何も設定せず、通信会社の契約にそのまま付いてくる形になる。
売り先は個人ではなく通信会社そのものだ。回線を流れるデータを見分ける技術を土台に、混雑時に重要な通信を優先させる仕組みと、契約者の端末を有害サイトから守るサービスを届ける。装置の売り切りと、使い続けてもらう分の継続収入を積み上げる。
売上が一握りの大口通信会社に偏り、その一社が投資を絞るだけで稼ぎが揺らぐ。装置の販売は通信会社の設備投資の波をそのまま受ける。契約者向けセキュリティーの普及も、期待したほどの速さでは進んでこなかった。
装置の売り切り中心から、使い続けてもらう分の継続収入へ、じわりと軸足を移している。イスラエルの本社を軸に、通信会社への導入を一件ずつ積み上げる地道な運びだ。
通信会社が設備投資をどれだけ振り向けるか、そしてセキュリティーサービスを採用する通信会社がどれだけ増えるか。大口一件の有無で決算の見え方が変わりやすい規模でもある。
この会社をどう読むか
携帯電話の危険サイト対策は、ふつう利用者が自分の端末にソフトを入れて行う。Allotが売っているのは、その手前の回線そのものに置く関所のほうだ。
イスラエルに本社を置き、2006年からナスダック、2010年からテルアビブ証券取引所にも普通株を上場している。顧客は通信会社で、混雑をさばく管理の仕組みと契約者を守るサービスをまとめて卸す。一社の大口契約の有無で数字が動く、規模の小さい専業会社でもある。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
ALLT の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…