ASTH
Astrana Healthカリフォルニアのアジア系やヒスパニック系の地域に強い医師のネットワークと、医療費を抑えた成果に応じて報酬を得る実績が最大の強み。診療した量ではなく健康の維持で稼ぐ、新しい医療の担い手になる。地域の独立医をまとめて支援する束ね役として、買収で規模を広げる立ち位置にいる。
カリフォルニアを中心に、独立した開業医のネットワークをまとめて支援し、患者一人あたりの定額の報酬を受け取るのが収益の柱。高齢者向けの公的医療保険などと契約し、患者を健康に保って医療費を抑えるほど手元に多く残る仕組みを取る。診療所や医師グループを買収で広げる。預かる患者の数と、医療費の管理の巧拙で稼ぐ構造になっている。
政府が高齢者向け保険の支払いを引き下げると、定額の報酬が削られる。医療費が想定を超えて膨らめば、定額の契約が赤字に転じる。買収頼みの拡大は統合の失敗が高くつく。所属する医師が離脱すれば、預かる患者も減る。制度の改定が事業の前提を一度に変えるリスクも抱える。
配当を出さず、現金を診療所や医師グループの買収とネットワークの拡大に充てる成長の経営。規模の経済で医療費の管理を効かせることを重んじる。高齢者向け保険の制度の変化に備えつつ、成果に応じて報酬を得る契約を広げる方針が特徴になっている。
公的保険の制度と、医療費の管理、買収の統合に依存する。高齢者向けの公的保険の支払いが有利に保たれるか、患者の医療費を見積もりの範囲に抑えられるか、買収した診療所や医師グループをうまく束ねられるか、そして医師を確保し引き止められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $779M(35%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
- 現金・現金同等物$429M
- 他の流動資産$434M
- 固定資産$1.4B
- 流動負債$615M
- 長期借入金$991M
- 短期借入金$48M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.2B
- 売上成長率
- 56.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 2.5%
- 純利益率
- 0.7%
- ROE
- 2.9%
- ROIC
- 3.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $115M
- フリーCF
- $104M
- 営業CFマージン
- 3.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $8M
- 配当性向
- 35.1%
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