まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
半導体の製造のうち、熱を加える拡散や、部品を組み立てるパッケージングといった、特定の工程に絞り込む点が最大の特徴。総合の装置の大手とは違い、特定の工程に絞ることで小規模ながら専門性を保つ。人工知能向けの先進のパッケージングと、電力用の半導体という二つの長期のテーマに乗る、特化型の独立した半導体の装置のメーカーの立ち位置にいる。
半導体の製造装置を作って売るのが事業の柱。中心は、半導体に熱を加える拡散や酸化の装置、部品を組み立てるパッケージングの装置で、人工知能向けの高性能な半導体や、電気自動車などに使う電力用の半導体、発光の素子のメーカーに供給する。これに加え、半導体の材料や基板を扱う事業が補う。総合の装置の大手が手薄にする、特定の工程のニッチに特化する。これらの製造装置の販売で稼ぐ構造になっている。
半導体の設備投資の周期が下向きに転じれば、装置の投資が縮む弱点になる。人工知能向けの半導体の過熱が冷めたり、電力用の半導体の本格的な立ち上がりが、自動車の電動化のペース次第で遅れる恐れもある。総合の装置の大手が、拡散やパッケージングの分野に本格参入すれば、価格の競争が激しくなる。米中の対立で、中国向けの輸出が制限されることもある。増資が続けば持ち分が薄まる。
配当を出さず、費用の削減と、人工知能向けのパッケージングや電力用の半導体といった新しい市場への集中した投資を両輪で進める経営。現在の経営者が率いる。半導体の設備投資の周期に合わせて事業の構成を調整し、持ち分の希薄化を抑えつつ、選んだ買収で技術の基盤を補う。特定の工程への特化を軸に進める、ニッチな半導体の装置のメーカーの運営になっている。
半導体の設備投資と、人工知能や電力用半導体の需要、輸出規制に依存する。半導体の業界の設備投資の水準が保たれるか、人工知能向けの高性能な半導体や、電力用の半導体、発光の素子のメーカーの設備投資が伸びるか、主な客の調達の計画が続くか、そして米中の対立による輸出の規制をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $93M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $53M(57%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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