大手銀行の寡占が進んだ首都圏近郊で、地元決定の速さを保つ州内最大級の独立銀行である点が強み。連邦政府関連の雇用に支えられた安定した地盤を持ち、買収の経験を重ねて統合の手際を磨いてきた。大手と零細の間の空白を埋める、地域密着の中堅銀行の立ち位置にいる。
バージニア州を中心とした地域での貸出と預金の利ざやが収益の柱。地元の中小企業向けの事業融資や商業用不動産向けの貸出が中心で、個人の住宅ローンや預金口座がそれを支える。手数料収入として資産運用や保険の販売も加わる。同業の買収を重ねて州内最大級の独立銀行となり、規模の効率で稼ぐ構造になっている。
景気後退で地元企業の倒産が増えると、貸し倒れが利益を侵食する。商業用不動産、とくにオフィス向け融資の比重は、空室率の上昇局面で重荷になる。急な利上げは預金の流出と調達コストの上昇を招く。買収頼みの成長は、統合に失敗すれば一転して費用の山になる。
配当を着実に続けながら、同業の買収で営業地盤を広げる拡大志向の経営。貸出の審査規律と経費の管理を重視し、地域の顔の見える銀行であることを競争力の核に据える。州都を本拠に首都圏近郊へ階段状に広がる方針が特徴になっている。
地域経済と、金利の水準、買収の統合に依存する。連邦政府の雇用が厚い地盤の経済が安定を保つか、貸出金利と預金コストの差を確保できるか、買収した銀行の顧客と人材を逃さず統合できるか、そして商業用不動産向けの貸出が健全に保たれるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $37.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5B(13%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$966M
- 長期借入金$772M
- 短期借入金$725M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 5.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2.2B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $192M
- 配当性向
- 70.2%
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