配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
生産から加工、配送、販売までを一貫して担う垂直の統合と、メキシコやペルーなど複数の産地への分散が最大の強み。一貫の運営で、米国の大手のスーパーとの長期の取引を取りやすい。複数の産地への分散が、天候の打撃を和らげる。産地を持たない卸売の業者とは異なる、アボカドを世界で一貫して手がける最大級の農業会社の立ち位置にいる。
アボカドを世界で生産し、加工して売るのが事業の柱。メキシコやペルー、コロンビアなどに自社の農園を持ち、米国や欧州、アジアに加工や熟成、配送の拠点を構える。生産から、追熟、梱包、大手のスーパーへの直接の販売までを一貫して担う。米国のアボカドの主要な供給者になる。近年はマンゴーやブルーベリーなど他の果物にも広げる。アボカドと果物の販売で稼ぐ構造になっている。
メキシコやペルーの干ばつなどの異常気象は、アボカドの供給を急に細らせる最大の弱点になる。為替の急な変動は費用を圧迫する。米国の輸入の関税の引き上げや、メキシコの治安の悪化も農園の運営を脅かす。食欲を抑える薬の広がりが、健康志向の食の需要に影を落とす恐れもある。同業との価格の競争も続く。
配当を出さず、現金を垂直の統合の維持と拡張、マンゴーやブルーベリーなど他の果物への多角化に充てる経営。共同創業者と経営陣が率いる。配当より事業の拡張を優先し、選んだ買収で生産の能力と産地の分散を補う。アボカドの一貫の運営という強みを生かして稼ぐ方針が特徴になっている。
アボカドの需要と、産地の天候、為替に依存する。健康志向を背にアボカドの世界の需要が伸びるか、メキシコやペルーの産地が天候に妨げられず安定して収穫できるか、メキシコやペルーの通貨の為替が採算に有利に働くか、そして米国の大手のスーパーとの取引を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $983M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $587M(60%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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