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強み

全米最大の施設網と看板の知名度という、規模の資産が最大の強み。高齢者住宅の新設は資金難で細っており、既存施設の価値は需給の締まりとともに増す。団塊世代が入居の適齢期に入る数年を前に、回復の途上にある最大手の立ち位置にいる。

成長ドライバー

自立した高齢者向けの住宅から、介護付き、認知症対応までの施設を運営する入居料と介護料が収益の柱。月額の家賃と段階に応じた介護の料金を受け取る。施設は自社保有と賃借が混ざる。感染症で落ちた入居率を取り戻し、賃料の引き上げと費用の管理で稼ぐ構造を立て直している。

リスク

入居率の回復が止まれば、固定費の重い施設は赤字に沈む。介護人材の不足と賃金高騰は利幅を削り続ける。借金と長期の賃借契約は景気と金利の波に弱い。感染症の再来は入居と評判の両方を直撃する前歴がある。

経営の癖

配当はなく、現金を入居率の回復投資と借金の整理に集中する再建の経営。採算の悪い賃借施設を返し、保有施設の比率を高める。料金の引き上げと人材の定着で採算の改善を急ぐ方針が特徴になっている。

読みの軸

入居率の回復と、介護人材の確保、借金の管理に依存する。団塊世代の高齢化が需要を押し上げるか、入居率が採算の壁を越えて戻るか、介護職の賃金上昇を料金に転嫁できるか、そして重い借金と賃借料の負担を稼ぎで上回れるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $6B を負債が上回る債務超過の状態。

財務状態スコア
D債務超過

負債が資産を上回る債務超過。営業利益が支払利息に届いていない、借金は本業の稼ぎの約11年分

資産 (合計)
$6B前期比 −6.1%
1,054位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$279M
  • 他の流動資産$275M
  • 固定資産$5.4B
負債 (合計)
$6B前期比 −2.1%
814位 / 4,239社
  • 流動負債$568M
  • 長期借入金$4.2B
  • 短期借入金$77M
純資産
−$45M前期比 −121.1%
4,051位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
11%
2022
10%
2023
7%
2024
3%
2025
−1%

この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。

収益性 (TTM)

売上高
$3.2B
900位 / 3,391社
売上成長率
2.2%
粗利率
26.2%
営業利益率
0.4%
純利益率
−8.2%
ROE
—
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$218M
1,331位 / 4,104社
フリーCF
$17M
1,806位 / 3,300社
営業CFマージン
6.8%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Brookdale Senior Living の提出書類
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