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Broadstone Net Lease巨大な同業が競う商業施設を避け、工場や物流といった実需の物件に軸足を置いた選別が最大の強み。借り手の財務を審査する与信の目利きを重視し、賃料引き上げ条項でインフレへの備えも組み込む。地味な物件の長い契約を束ねた、堅実な大家の立ち位置にいる。
全米に持つ工場や倉庫、医療施設などを、一棟ごと企業に長期で貸す賃料が収益の柱。修繕費も税金も保険も借り手が負担する契約のため、賃料がほぼそのまま手元に残る。契約には毎年の賃料引き上げ条項を組み込む。派手な都心物件ではなく、企業の事業に欠かせない地方の実務物件を選び、不動産投資信託として配当で払い出す構造になっている。
借り手の倒産や撤退は、一棟貸しゆえに賃料が丸ごと消える穴になる。専用性の高い工場は次の借り手探しに時間がかかる。金利の上昇は借入の多い不動産投資信託の評価を直撃する。医療施設など過去に手を広げた分野の整理が長引けば、資産の質への疑念が残る。
安定した配当を維持しながら、医療施設の売却で得た資金を工場と物流の開発投資に回す経営。借入を抑えた財務規律を守り、借り手の信用力を物件の立地より重視する。派手さを避けて配当の持続性を磨く方針が特徴になっている。
借り手の事業の健全さと、物件の入れ替え、金利に依存する。製造業など借り手の経営が賃料を払い続けられるか、退去や売却の後を新しい投資で埋められるか、開発中の物件への投資が予定通り賃料を生むか、そして金利が借入コストと配当株の評価を圧迫しすぎないかが、業績と配当を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $5.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.9B(51%)。
自己資本と借入のバランスは同業の平均より良い
- 現金・現金同等物$31M
- 長期借入金$2.5B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $454M
- 売上成長率
- 5.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 21.2%
- ROE
- 3.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $299M
- フリーCF
- $270M
- 営業CFマージン
- 65.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $219M
- 配当性向
- 226.7%
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