配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
新築のすべてに当局の省エネの基準を満たす設備を標準で備えるという、米国の住宅建設会社の中では珍しい方針が最大の特徴。エネルギーの価格が高い時代には、この省エネが差別化の要素として浮かび上がりうる。大手より小規模だが、省エネという独自の訴えを持つ、中堅の住宅建設の立ち位置にいる。
米国の十三の州、とりわけ人口の伸びる南部で、新築の戸建て住宅を建てて売るのが事業の柱。初めて家を買う層や、そこから買い替える層向けの価格帯が中心になる。特徴は、新築のすべてに、当局の省エネの基準を満たす設備を標準で備える方針にある。住宅ローンの手配や、権原の保険の子会社も持つ。大手に対しては中堅の規模になる。住宅の販売の利益で稼ぐ構造になっている。
住宅ローンの金利の高止まりは、住宅の需要を冷やす最大の弱点になる。土地の価格の上昇は、新しいプロジェクトの採算を悪化させる。建材や人件費の上昇も採算を圧迫する。大手の住宅建設会社との価格の競争も激しい。省エネの設備の上乗せの価値が買い手に十分に伝わらなければ、差別化が効かない。景気の波に振られる事業の性質を持つ。
配当を出さず、現金を自社株買いと財務の健全さの整備に充てる保守的な経営。大手より小規模ゆえ、土地の在庫を慎重に管理する。新築すべてへの省エネの基準の標準装備という差別化を軸に、住宅市況の波に備えつつ、初めて家を買う層の需要を取り込む方針が特徴になっている。
住宅の需要と、金利、土地と建材の費用に依存する。住宅ローンの金利が買い手の手の届く水準に収まり新築の需要が保たれるか、人口の伸びる南部への流入が需要を支えるか、土地の取得や建材、人件費の費用を抑えられるか、そして省エネの基準の標準装備が買い手に評価されるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(48%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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