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Carlyle Group自分で会社を買うだけでなく、AlpInvestを通じて他社の未公開株ファンドに出資し、既存出資者の持ち分を買い取るセカンダリー取引も大きく手がける。北米のエネルギー投資は自前で運用せず、テキサスのNGPへの出資という間接の形で持つ。
年金基金や政府系ファンドから預かった$477Bを、企業買収と与信と他社ファンドへの出資という3つの部門に振り分けて運用する。収入は預かり資産に応じた管理報酬と、投資先を売った利益に連動する成功報酬の二段構えだ。
株式市場が冷えてIPOや売却の窓が閉じると、投資先を抱えたまま成功報酬が入らない年が続く。3部門とも新規資金の奪い合いが激しく、大口の解約が重なれば預かり資産そのものが縮む。
相場に左右されにくい与信分野への拡大を優先課題に据え、直接融資や資産担保金融の残高を積み増している。2025年は配当$505Mと自社株買い$400Mで約$0.9Bを株主に返しており、拡大局面でも現金を溜め込まない。
2025年のオリオンビール(日本)やHexaware(インド)のように、相場の良いときに保有先を上場させて手放せるかで成功報酬が変わる。与信部門への資金流入が続くかも効いてくる。
この会社をどう読むか
Carlyle Groupは1987年の創業以来、ワシントンD.C.に本社を置き続けている投資会社だ。世界27の拠点に770人の投資担当を配し、87カ国3,200を超える出資者から資金を集めている。
この会社の決算が読みにくいのは、二つの収入の性格がまるで違うからだ。管理報酬は預かった額に比例して静かに積み上がるが、成功報酬は保有先を売った年にしか現れないので、年ごとの増減は売却の窓が開いていたかどうかでほぼ説明がつく。
バランスシート (要約)
資産 $29.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.1B(24%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$2B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4.8B
- 売上成長率
- −11.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 16.9%
- ROE
- 11.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$3.3B
- フリーCF
- −$3.4B
- 営業CFマージン
- −68.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- $505M
- 配当性向
- 62.5%
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