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強み

配当ではなく自社株買いに徹底して資金を回し、発行株数を減らし続けることで一株あたりの資産を増やす、独特の資本配分が最大の特徴。低コストのガス田とヘッジで現金収支を安定させ、株が安いほど買い戻す。市況型の事業に、価値投資型の経営を持ち込んだ異色の立ち位置にいる。

成長ドライバー

米東部のアパラチア地域で、天然ガスを掘り出して売る収益が柱。生産コストの低いガス田に資産を集中し、先物でのヘッジを使って販売価格をならす。これに、炭鉱から出るメタンガスの回収という環境価値の事業が加わる。掘ったガスを売り、生んだ現金で自社株を買い続ける構造になっている。

リスク

天然ガスの相場が下落すると、収益が悪化する。ヘッジは下落を和らげる一方、急騰の恩恵も削るため、相場の山では物足りなさが出る。採掘規制や環境対応コスト、メタン回収の環境クレジット制度の変更も重しになりうる。脱炭素の長期の逆風も抱える。

経営の癖

配当を出さず、フリーキャッシュフローのほぼ全てを自社株買いに振り向ける、一株価値重視の経営。ヘッジで収益をならしながら、市況に関わらず株数の削減を続け、長期の複利で株主価値を積み上げる方針が特徴になっている。

読みの軸

天然ガスの相場と、生産量、ヘッジの巧拙、コストに依存する。ガス価格が採算を支えるか、低コストで掘り続けられるか、ヘッジで価格急落の影響を抑えられるか、そしてデータセンター向け電力など地域のガス需要の伸びを取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $9.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.3B(48%)。

財務状態スコア
A健全

借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定

資産 (合計)
$9.1B前期比 +6.8%
812位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$779K
  • 他の流動資産$490M
  • 固定資産$8.6B
負債 (合計)
$4.8B前期比 +7.8%
942位 / 4,239社
  • 流動負債$1.1B
  • 長期借入金$2.2B
  • 短期借入金$208M
純資産
$4.3B前期比 +5.8%
565位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
46%
2022
35%
2023
51%
2024
48%
2025
48%

この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。

収益性 (TTM)

売上高
$2.2B
1,100位 / 3,391社
売上成長率
76.8%
粗利率
—
営業利益率
—
純利益率
28.3%
ROE
14.6%
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$1B
566位 / 4,104社
フリーCF
$534M
572位 / 3,300社
営業CFマージン
46.0%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — CNX Resources の提出書類
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