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Diana Shipping船隊を増やすだけでなく、株を買い増して同業の経営権そのものを取りにいく。船を貸すだけの同業とは攻め方が違う。
保有するばら積み船を荷主や他の海運会社に期間を決めて貸し、用船料を受け取るのが本業だ。洋上風力の作業船やLPG船の建造にも合弁で出資し、船隊の幅を広げている。
運賃は需給で激しく上下し、船が余れば稼ぎは一気に細る。ジェンコへの提案は1株$20.60から$23.50へ上げても拒まれており、実らなければ投じた$103.5Mが宙に浮く。
2024年末には1株$2.00で自社株の公開買付けを実施し、2025年からは四半期ごとに1株$0.01を配っている。手元の余力はジェンコ買収のような攻めに振り向けている。
稼ぎを決めるのはばら積みの運賃相場と、船を遊ばせずに回せるかの二つだ。進行中のジェンコ買収は$1.43Bの融資枠を実際に引き出せるかにかかる。
この会社をどう読むか
Diana Shippingは、鉄鉱石や穀物を運ぶばら積み船を貸して稼ぐ、ありふれた海運会社に見える。ところが2025年、同業ジェンコ・シッピングの株を14.8%まで買い増した。11月に1株$20.60での買収を提案し、拒まれると2026年3月に$23.50へ引き上げている。
同じ3月には、ライバルのスター・バルクとも組んだ。ジェンコ買収が成立すれば同社の船16隻を$470.5Mで引き取る契約まで結んでいる。運賃相場に一喜一憂する側だった船主が、自ら同業の経営権を取りにいく側へ回った。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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