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PMGC Holdings梱包・精密加工という手堅い実業と、まだ収益のないバイオ資産を同じ持株会社の傘の下に置く組み合わせは珍しい。一つの本業に絞る会社とは値付けのされ方が違う。
実際に売上を運ぶのは二社しかない。CPUやメモリ用の保護梱包を作るPacific Sun Packagingと、チタンやインコネルを削り出す精密加工のAGA Precisionである。バイオ子会社は痩せ薬と併用する薬の第1相試験を韓国で終えたところで、まだ収益はない。
半導体や防衛の受注が細れば実業側の収入が揺らぎ、バイオの治験でつまずけば持株会社としての将来の目玉を失う。肌の美容事業を売却し社名も変えてきた経緯があり、次の買収先選びの巧拙が問われる。
既存事業を育てるより、新しい会社や資産を買い足して束ねることに軸足を置く経営。肌の美容事業をたたみ社名を変えた実績が示す通り、方向転換に躊躇がない。
梱包と精密加工という実業二社の受注量と、バイオ資産の治験の進み具合、そして買収を続けるための資金調達に依存する。
この会社をどう読むか
PMGC Holdings は医師向けスキンケアの会社として出発した。だが2025年1月にその事業を手放して以降、名前の下に残ったのは肌ケアと無縁の四社である。半導体部品を梱包するPacific Sun Packaging、チタンを削るAGA Precision、投資会社のPMGC Capital。そして痩せ薬による筋肉の減りを防ぐ薬を開発するNorthstrive Biosciences である。
売上を運んでいるのは梱包と精密加工の二社にすぎず、バイオはまだ賭けの段階にある。看板事業を売って社名まで変えた身軽さが、この会社の性格そのものだ。専業の技術力ではなく、次に何を買い、何を捨てるかで姿が変わる。
バランスシート (要約)
資産 $13M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $8M(61%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$5M
- 他の流動資産$1M
- 固定資産$6M
- 流動負債$4M
- 長期借入金$85K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $590K
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- 31.4%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −98.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- −$6M
- 営業CFマージン
- −1005.6%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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