配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
百三十年を超える歴史と、銀行に信託や資産運用、保険の代理店を併せ持つ多角的な収益の構造が最大の特徴。信託や保険の手数料が、金利だけに頼らない収入を生む。買収を積み重ねて、オハイオ東部からペンシルベニア西部へ地盤を広げてきた。同地域のより大きな地方銀行とは異なる、多角的な事業を併せ持つ小型の地方銀行の立ち位置にいる。
オハイオ州の東部とペンシルベニア州の西部で、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。中小や中堅の企業向けの融資と、商業用の不動産、住宅、消費者の融資に加え、酪農や穀物といった農業への融資も手がける。さらに、地域で最大級の信託や資産運用の事業、保険の代理店も併せ持つ。約七十の支店を構える。買収を重ねて規模を広げてきた。預金と貸出の金利差に、信託や保険の手数料を加えて稼ぐ構造になっている。
鉄鋼や自動車に依存する地域の製造業の減速は、融資を冷やす弱点になる。地域の人口の減少も逆風になる。商業用の不動産や事業向けの融資の貸し倒れも損失を招く。金利の急な低下は利ざやを縮める。地域の他の地方銀行や大手との競争も激しい。買収した事業の統合の難しさや、規模の小ささゆえの効率の劣勢もある。
配当を長く維持し、増配も進めながら、銀行に信託や保険を併せた多角的な経営を続ける。買収を積み重ねて地盤を広げてきた。現在の経営者のもとで、小規模な同業の買収と、信託や資産運用、保険の手数料の事業を組み合わせ、百三十年を超える歴史を継ぎながら着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
地域経済と、手数料の事業、金利に依存する。鉄鋼や自動車の製造業が根づくオハイオ東部やペンシルベニア西部の地域の経済が保たれるか、信託や資産運用、保険の手数料の事業が安定して収入を生むか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、そして買収した事業を統合できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $5.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $486M(9%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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