まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
前立腺がんの標準治療である手術や放射線と比べ、日帰りかつ体への負担が少ない一回の治療で完結する点が強み。臨床データの蓄積で子宮内膜症など婦人科領域にも用途を広げつつある。
高密度焦点式超音波(HIFU)を使う主力機器Focal Oneの装置販売が土台にあり、その上に治療のたびに使う消耗品と保守サービスの継続収入が積み重なる構造。米欧の保険償還が広がるほど、装置の稼働率と消耗品収入が伸びやすい。
保険償還の水準が引き下げられたり、放射線治療や手術など既存の標準治療から医師や患者の支持が離れなければ、非侵襲治療という利点だけでは普及が進みにくい。競合の超音波・レーザー治療機器メーカーとの装置採用競争も収益を圧迫しうる。
フランスに本社を置き、大型買収より自社のHIFU技術一本に事業を絞り込む再編を進めてきた。新規適応の臨床試験に資金を振り向け、各国での保険償還の獲得を成長の起点に据えている。
前立腺がんを主戦場とする泌尿器科医への浸透度と、米国メディケアや欧州各国の保険償還制度が治療費をどこまでカバーするかに業績が左右される。子宮内膜症など新しい適応拡大の臨床試験の進捗も将来の成長を左右する。
資産 $79M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $19M(25%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…