
FRHC
Freedom Holding Corp中央アジアという、大手金融が手薄で成長余地の大きい地域で、証券から銀行、保険、決済まで一体で手がける数少ない金融グループという立ち位置が強み。急成長する新興市場の金融需要を、幅広いサービスで取り込める。地域に密着した展開と積極的な拡大で、先行者として地歩を築いてきた立ち位置にいる。
カザフスタンを中心に、中央アジアや周辺地域で、株式などの証券仲介の手数料、銀行業の利ざや、保険、決済サービスから稼ぐ。個人や企業に金融サービスを幅広く提供し、急成長する新興市場の金融需要を取り込む。証券仲介を軸に、銀行や保険、決済まで一体で手がける金融グループとして、複数の事業から収益を得る構造になっている。
新興市場の金融は変動が大きく、現地の相場や経済が悪化すると業績が大きく振れる。為替の急変は、円換算の収益や財務を揺さぶる。急成長ゆえリスク管理が追いつかない懸念や、新興国特有の規制・地政学のリスク、会計や情報開示への市場の不信も、収益や株価の重しになりうる。変動の大きさが弱みになる。
配当を出さず、収益を事業の拡大と、銀行・保険・決済への展開、地域でのシェア拡大に振り向ける積極的な成長志向の経営。中央アジアの成長を取り込むべく、証券を軸に金融サービスを広げて急拡大を追いながら、新興市場の変動や規制に対応して稼ぐ力を高めようとする方針が特徴。
中央アジアの経済成長と、現地の相場、規制環境、為替に依存する。地域の経済が成長し金融サービスの需要が増えるか、証券や銀行の事業を伸ばせるか、急拡大に見合うリスク管理ができるか、そして現地通貨の変動や規制がどう動くかが、業績を左右する大きな前提になる。新興市場の動向が収益を大きく左右する。
バランスシート (要約)
資産 $13.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(11%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$966M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.2B
- 売上成長率
- 9.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 7.0%
- ROE
- 10.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $185M
- フリーCF
- −$14M
- 営業CFマージン
- 8.5%
- 現金ランウェイ
- 約71年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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