配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
水の蒸発を抑える膜や作物の栄養を効かせる薬剤など、資源の無駄を減らす、自然に分解される化学品に的を絞った点が最大の特徴。汎用の化学品を作る会社とは、狙う用途が違う。水や農地の無駄を減らす薬剤を作る会社の立ち位置にいる。
特殊な化学品の販売が事業の柱。貯水池やプールの水面に薄い膜を張って蒸発を抑える薬剤や、農地にまいて作物の栄養の効きを高め、無駄を減らす薬剤を作る。自然に分解されて環境に残りにくいことを売りにする。あわせて、油田やガスの現場で水あかを防ぐ薬剤や、洗剤などに使う素材も手がける。農業や産業の現場で、資源の無駄を減らしたい需要に応えて、用途ごとの薬剤を売る形になっている。
農業向けの薬剤は、天候や作物の相場に需要が左右される弱点を抱える。豊作や不作、作付けの増減で、注文が振れる。原料の費用が上がれば利幅が削られる。油田向けの薬剤は、石油やガスの活気に左右される。複数の用途を抱える分、それぞれの市場の浮き沈みに振り回される。特定の用途や客に売上が偏りやすい。需要の波で売上が年ごとに振れ、利益を安定して出すのが難しい。
配当に頼らず、用途ごとの薬剤を堅実に売り需要の波に備える経営。薬剤の製造と、農業や産業への販売、原料の費用の管理を進める。資源の無駄を減らす薬剤の供給が、運営の中核になっている。
農業や産業の需要と、天候、そして原料の費用に依存する。作物の栄養を効かせる薬剤が農家にどれだけ使われるか、干ばつや水不足が水を守る薬剤の需要を高めるか、原料の費用を抑えて利幅を守れるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $62M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $39M(63%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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