財務データが揃わず、性格の分類はしていない
大型のガス船や原油タンカーには手を出さず、加圧式を中心とした中小型のLPG船に的を絞り、必要とあればタンカー事業ごと切り離して身軽になってきた。運航管理はVafias一族が握る非公開会社Stealth Maritimeに委ねており、上場会社でありながら家業の色が濃い。
保有する船は2025年末時点で29隻のLPG船(共同保有1隻を含む)で、7,500cbm級の加圧式から40,000cbm級の冷凍式まで、中小型が中心になる。期間を決めて丸ごと貸す契約と、その都度の運賃で動く契約を組み合わせ、荷主に船を貸し出して収入を得る。2021年には保有していたタンカー4隻を切り離し、姉妹会社Imperial Petroleumとして株主に配ってもいる。
保有するLPG船Eco Wizardは、ロシアの港での事故をきっかけに2025年7月から動かせないままだ。船が長期間止まる危うさが、絵空事でないことを示している。運賃の相場は船の供給量とLPGの貿易量で大きく上下し、船が余れば収入は一気に細る。船隊の維持には多額の借り入れが伴い、金利や燃料費の上昇も利益を圧迫する。
船の買い増しと売却を繰り返して船隊を若く保ち、期間契約と随時契約の配分で収入をならす。手元の現金は借り入れの返済と船の入れ替えに回しており、株主への分配はいまのところ見送っている。
収入はLPGの輸送需要と用船料の相場で上下し、船を売り買いする際の中古船価がそこに絡む。船隊の維持は借り入れで賄うため、金利の水準も効いてくる。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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