HAPN
Happenネットで個人ローンを仲介する仕組みを切り開いた草分けとしての知名度と、蓄積した審査のデータが最大の強み。銀行を買って自前の預金とローン保有を持ち、手数料頼みだった体質を安定させた。支店を持たない軽い構造で、クレジットカードの借り換えという大きな需要を取り込む立ち位置にいる。
利用者の信用をネット上で素早く審査し、無担保の個人ローンを提供するのが収益の柱。組成したローンの一部を投資家に売って手数料を得るほか、買収した銀行の免許で自前の預金を集め、ローンを保有して利息も得る。支店を持たない軽い構造で、高い金利のクレジットカード残高の借り換え需要を取り込む。ローンの組成と保有、手数料で稼ぐ構造になっている。
無担保の個人ローンは景気後退で貸し倒れが急増しやすく、利益を直接削る。金利が上がるとローンの需要が冷え、組成が細る。組成したローンを買う投資家が引けば、手数料が落ちる。銀行や他のネット金融との競争は激しく、審査の精度が崩れれば信用と採算の両方を失う。
配当を出さず、現金を事業の立て直しと自己資本の充実に充てる経営。買収した銀行の預金を生かし、ローンを売る手数料と保有する利息のバランスを取る。審査のデータと技術への投資を続け、貸し倒れを抑えながら成長を図る方針が特徴になっている。
ローンの需要と、資金の出し手、貸し倒れに依存する。金利環境の中で個人ローンの組成が伸びるか、組成したローンを買う投資家がつくか、低コストの預金で資金を賄えるか、そして景気後退で無担保ローンの貸し倒れが膨らまないかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $11.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(13%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$930M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 9.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2.7B
- フリーCF
- −$2.9B
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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