HTT
High Templar Tech本業を一つに定めず、そのつど有望と見た分野へ移ってきた身軽さが、この会社の性格そのものになっている。事業の中身より、手元資金の厚みで見られやすい。
中国での消費者向け融資は2022年9月に新規を止め、その年の末には残高も消えた。2022年12月に始めた宅配「Fast Horse」は2025年に撤退が決まり、残るのは2023年9月に始めた航空機の貸し出しと、積み上がった手元資金の運用だ。
学生向け融資、食品販売、自動車ローン、宅配と、これまで手掛けた事業のほとんどを畳んできた。航空機の貸し出しが同じ道をたどれば、あとに残るのは現金と運用益だけになる。
採算が合わないと判断した事業からの撤退が早く、貸金時代に貯めた資金を次の種まきへ回す。稼ぎの源が営業の外にあるため、業績の見た目と実態がずれやすい。
保有する航空機は2機で、うち1機は自社の出張に使っている。事業らしい事業がまだ小さく、利益の大半は手元資金の置き場所で決まる。
この会社をどう読むか
High Templar Tech は2025年12月に改めた新しい社名で、もとは中国の大学生に少額の信用を貸すQudianという会社だった。2022年9月に新規の貸し出しを止めてからは、宅配、食品販売、自動車ローンと事業を移しては畳んできた。
直近の期の売上は前の期の5分の1に縮んだ一方、純利益は $101.3M へと逆に大きく膨らんでいる。稼ぐ力が営業の外側にあることを示す数字であり、売上高を追いかけても事業の姿は見えてこない。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
HTT の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…