景気敏感な事業で、配当も出す会社
薬剤を作る会社と木材を処理する会社が別々なのが業界の普通で、Koppersは両方を持ち、作った薬剤の大半を社内で使い切る。北米の枕木で直接ぶつかる相手は、カナダのStella-Jonesがほぼ唯一。
鉄道会社に枕木、電力会社に電柱を防腐処理して納めるのが本業で、北米のClass I鉄道向け枕木では最大手を名乗る。処理に使う薬剤と、石炭タールから採るクレオソートも自社で作り、その多くを社外に売らず自社の処理工程へ回す。
鉄道会社が枕木の交換を先送りすると、受注がまとめて消える。木材を守る薬剤には環境規制と訴訟がつきまとい、石炭タール由来の素材はアルミなど川下の景気で値が振れる。
三つの事業の需要の波がずれることを利用して、会社全体の振れ幅を抑える運営。石炭タールと木材の仕入れ値、そして抱える借入の重さに神経を使う。
鉄道と電力が設備を更新する周期に、売上がそのままついていく。住宅向け木材の需要と、石炭タールの調達価格も採算に直に効く。
資産 $1.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $574M(30%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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