財務データが揃わず、性格の分類はしていない
単独で開発から販売まで抱えるバイオではなく、大手製薬と折半する形で一つの細胞治療を世に出し切った点が際立つ。研究と製造の拠点を米国・欧州・中国にまたがって持つ体制も、同じ規模のバイオには珍しい。
看板の細胞治療CARVYKTIは2022年に米国で承認され、同じ年に欧州と日本でも使えるようになった。2024年には対象を早い段階の患者にも広げる追加承認を得ている。開発も製造も販売もジャンセンと折半し、損益もそのまま分け合う。
同じ血液がんを狙う競合の細胞治療や、より簡便な新薬との競争が絶えない。患者一人ひとりの細胞を加工する製造は手間がかかり、供給が需要に追いつかない危険を常に抱える。後続の候補が育つまでは、事実上この一剤に業績が懸かる。
利益の分け前は配当に回さず、製造能力の増強と後続候補の育成に充てる。ジャンセンとの提携を軸に、単剤への集中投資を続ける方針を取る。
承認済みの単剤治療がどこまで広く使われるかと、患者ごとに作り込む複雑な製造をどこまで増産できるかに業績が直結する。ジャンセンとの提携関係が続くかどうかも同じくらい重い。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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