
LTRX
Lantronixスマートシティ・企業IT・無人航空機という三つの用途に絞り、装置と設計サービスを組み合わせて売る。電力網の強靭化、銀行の予備回線の管理、産業用ドローンの演算基板と、姿は違っても役割は同じだ。
組み込み向けの通信・演算モジュール、それをまとめて管理する装置とソフト、設計を請け負うサービスの三本立てで売る。売上の多くは代理店を通り、南北アメリカ、欧州中東アフリカ、アジア太平洋日本の三地域に営業を分けている。
設備投資が冷え込むと、つなぐ装置への発注も鈍る。採用が決まるまでの設計期間は9カ月から2年に及ぶため、技術の世代交代で一度外れると取り返すのに時間がかかる。
買収で守備範囲を広げる路線を続けており、稼いだ資金は製品開発と会社の取得へ向かう。従業員352人の小所帯で、無配を続けている。
自治体のインフラ投資、企業のネットワーク更新、防衛と商用のドローン市場の広がりに需要が連動する。部品の調達が滞れば出荷そのものが止まり、代理店経由が中心のため最終需要も読みにくい。
この会社をどう読むか
Lantronix が作るものは、完成品の陰に隠れて表からは見えない。
電力網に置かれて配電の状態を送り返す小さな計算機、銀行のネットワークが落ちたときの予備の管理回線、産業用ドローンに載る演算基板。用途はばらばらだが、機器をネットにつないで遠くから面倒を見るという役割はどれも同じである。売上の多くは代理店を経由し、採用が決まるまでの設計期間は9カ月から2年に及ぶため、景気より先に顧客の開発計画が数字を動かす。
バランスシート (要約)
資産 $160M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $119M(74%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$60M
- 他の流動資産$57M
- 固定資産$43M
- 流動負債$32M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $121M
- 売上成長率
- −1.6%
- 粗利率
- 43.8%
- 営業利益率
- −3.4%
- 純利益率
- −3.5%
- ROE
- −3.5%
- ROIC
- −2.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $10M
- フリーCF
- $9M
- 営業CFマージン
- 8.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
LTRX の掲示板
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