MFIN
Medallion Financial住宅でも事業でもなく、余暇の乗り物と住宅リフォームという用途を絞った消費者ローンに集中し、その原資を自前の産業銀行の預金でまかなう。2019年からはフィンテック企業向けの貸付・組成サービスも始めている。
貸付金利と調達金利の差で稼ぐ。子会社の産業銀行がキャンピングカー、ボート、クラシックカー、住宅リフォームのローンを販売店経由で組成し、別の子会社が中堅企業向けのメザニン融資を扱う。2025年末の貸付残高は消費者向けが95%、企業向けが5%で、総資産は $2.96B。
キャンピングカーやボートは景気が冷えると真っ先に買い控えられ、既存ローンの焦げ付きも増える。貸倒引当の計算には失業率や消費支出が組み込まれており、雇用が崩れると引当が一気に膨らむ。
2022年に復活させた四半期配当を段階的に引き上げ、自社株買いも続ける。一方で子会社銀行については新規上場や売却、分離という選択肢を検討中と明記しており、会社の形そのものが動く余地を残している。
個人が余暇の買い物にお金を借りるかどうかと、焦げ付き率、そして調達費用に依存する。資金の大半はユタ州の産業銀行が集める定期預金で、これが同社にとって最も安い資金源になっている。
この会社をどう読むか
タクシーの営業免許を担保に貸す会社として名を上げたが、その融資はいま新規の受け付けを止めている。代わりに Medallion Financial を支えているのは、キャンピングカーやボート、住宅リフォームを買う個人へのローンである。
免許担保の新規融資は2014年から2015年にかけて止まり、残りは回収を待つだけの資産になった。代わりに前へ出たのがユタ州の産業銀行で、預金という安い資金を集めて消費者ローンへ流す形が、いまの中心にある。
バランスシート (要約)
資産 $3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $409M(14%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$136M
- 長期借入金$216M
- 短期借入金$95M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 10.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $126M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $11M
- 配当性向
- 25.5%
MFIN の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…