配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
役員も従業員も置かず、10-Kの事業説明さえ年次報告書への参照で済ませている。運営実態のある会社を買うのではなく、鉄鉱石相場に連動する権利の束を買う証券だと理解したほうが実態に近い。
採掘は契約先の鉱山会社が行い、Mesabi Trustは鉱区の使用料(ロイヤルティ)を受け取る側に回る。鉄鉱石の出荷量と価格に連動して使用料の額が決まり、それがそのまま分配の原資になる。
鉄鋼の需要が冷えて鉄鉱石価格が下がれば、使用料も分配金も同じ幅で縮む。事業を広げて凌ぐという逃げ道を制度上持たないため、相場の下げが薄まらずに届く。
受託者(トラスティ)が使用料の受け取りと分配、記録の管理だけを担い、事業の運営には関与しない。経営判断で成長を作る仕組みが最初から存在しない。
鉄鉱石の市況と、鉱山会社が実際にどれだけ採掘して出荷するかで収入がほぼ決まる。信託の側に採掘量を増やす手立てはなく、操業の判断は相手側の手にある。
資産 $102M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $23M(23%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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