
配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
世界一の知名度を持つアリーナという、複製も新設も不可能な箱を所有する希少さが最大の強み。演者にとって聖地での公演は格の証明であり、予約は途切れにくい。体験への支出が伸びる時代に、ニューヨークの夜の入り口を握る興行の地主の立ち位置にいる。
世界で最も有名なアリーナを核に、ニューヨークの劇場群で興行を打つ収入が収益の柱。コンサートやスポーツの貸し出しと入場料、飲食と物販、企業向けの特別観覧席の長期契約、命名権や広告の販売が積み重なる。クリスマスの定番公演という毎年の稼ぎ頭も持つ。箱の稼働率と単価で稼ぐ構造になっている。
興行は不況と感染症に弱く、公演の中止は固定費の塊である施設を直撃する。収益はニューヨーク一都市に集中し、街の景気と治安、税制の変化から逃げられない。アリーナの老朽化は改修投資を迫る。親会社系列の複雑な資本関係も、評価の重しになりやすい。
配当を出さず、現金を自社株買いと施設の改修に振り向ける経営。看板公演と長期契約の比率を高め、興行の波を和らげる。箱の希少さを単価に変える価格戦略が特徴になっている。
興行市況と、企業のもてなし需要、看板公演の集客に依存する。コンサートツアーの活況がアリーナの予約を埋め続けるか、特別観覧席や広告という企業の財布が景気の波を越えるか、クリスマス公演の動員が保たれるか、そして傘下球団の試合日程が稼働を支えるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $46M(2%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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