MYSZ
My Size返品を減らす技術と、その返品や売れ残りを売りさばく商売を、同じ屋根の下に置いている。靴120万モデル分の採寸データと、中古衣料の値付けデータが一つの会社に集まる形になる。
中核のNaiz Fitは、100超のアパレルブランドが自社サイトに組み込む採寸・仮想試着サービスで、利用料を得る。周りには、Amazonで5,000品目超を売る転売事業のOrgadと、欧州4カ国で中古衣料を扱うPercentilが付く。イスラエルで海外ブランドを卸す子会社も抱える。
単一の技術で稼いでいた会社が、1年足らずで転売・中古衣料・現地流通という毛色の違う商売を三つ抱え込んだ。統合が追いつかなければ、本業の採寸AIを磨く手も止まる。
動きが速い。2025年は5月にPercentilを買い、7月にTen Peacksを立て、9月にShoeSize.Meを買った。採寸ソフトの自社開発から、買収による多角化へ重心が移っている。
採寸AIを入れたブランドが使い続けるかどうかと、1年で三つ増えた事業を黒字へ乗せられるかが同時に効く。ShoeSize.Meの買収では業績連動の新株予約権を出しており、株数は増える方向にある。
この会社をどう読むか
My Sizeが売る一番の商品は、いまも服のサイズを当てるAIだ。ただし2025年の1年で会社の形は大きく変わった。中古衣料のPercentilと、靴の採寸データを持つShoeSize.Meを買い、イスラエルでのブランド流通にTen Peacksを立てている。
Naiz Fitは100超のブランドが導入する法人向けの採寸サービスで、サイズ違いによる返品を15〜40%減らせると説明する。その周りにAmazonで5,000品目超を回すOrgadと、欧州4カ国で中古衣料を扱うPercentilが付いた。採寸技術の会社というより、服の入口と出口を両方持つ小さな複合体だ。
バランスシート (要約)
資産 $10M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(51%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$2M
- 他の流動資産$5M
- 固定資産$2M
- 流動負債$4M
- 長期借入金$831K
- 短期借入金$94K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $9M
- 売上成長率
- 13.4%
- 粗利率
- 32.0%
- 営業利益率
- −61.3%
- 純利益率
- −62.5%
- ROE
- −113.5%
- ROIC
- −74.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- −$5M
- 営業CFマージン
- −54.9%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
MYSZ の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…