NKSH
National Bankshares全国展開する大手銀行と違い、1891年の創業以来バージニアという一つの州に根を張り続けている点が特徴だ。2024年のフロンティア・コミュニティ・バンク買収のように、隣接地域の小さな銀行を取り込んで地盤を少しずつ広げる、地に足のついた成長の仕方を取っている。
傘下の地元銀行を通じて、バージニア州の南西部から中部にかけての28拠点で家庭や中小企業から預金を集める。それを商業用不動産や住宅、農業向けの融資に回し、預金金利と貸出金利の差で稼ぐ。保険や投資の仲介を手がける子会社からも手数料収入を得ている。2024年6月にはバージニア州の銀行フロンティア・コミュニティ・バンクを買収し、店舗網を広げた。
地元経済に業績が縛られているため、地域が不振に陥れば貸し出しの焦げ付きが増える。金利が急に動けば預金と貸出の利ざやが縮み、大手銀行のように収益源を分散できない規模の小ささもそのまま弱さになる。商業用不動産向けの融資に偏りがあり、その分野が冷え込めば影響を受けやすい。
借り入れを抑えた保守的な財務を保ちながら、稼いだ利益から配当を出し続けている。地元との長年の関係を軸にした慎重な審査で貸し出しを積み上げ、隣接地域の小規模銀行の買収で店舗網を広げる手堅い経営を続けている。
業績の土台は、地元バージニアの景気と、家庭や中小企業が借り入れを返し続けられるかどうかにある。市場金利が動いたときに、預金と貸出の利ざやをどこまで守れるかも効いてくる。
この会社をどう読むか
National Bankshares の中身は、1891年にブラックスバーグで開業した一行の銀行が、130年以上かけて地元に広げてきた店舗網そのものだ。
州の南西部から中部にかけての28拠点で家庭や中小企業の預金を集め、地元の住宅や商業用不動産、農業向けの融資に回している。2024年にはフロンティア・コミュニティ・バンクを買収して店舗網を広げた。遠くへ飛ぶより隣を取り込む、この拡大の速度そのものがこの銀行の性格だ。
バランスシート (要約)
資産 $1.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $185M(10%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$59M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $8M
- 売上成長率
- 9.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 193.6%
- ROE
- 8.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $18M
- フリーCF
- $15M
- 営業CFマージン
- 218.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $10M
- 配当性向
- 60.7%
NKSH の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…