
NUTX
Nutex Health何でも診る総合病院ではなく、救急を軸にした小規模施設を数多く撒く。しかも保険会社との個別契約なしで回す点が、規模と支払い構造の両面で従来の病院チェーンと違う。
2025年末で12州26施設のマイクロ病院を持ち、救急と入院に画像検査や薬局まで小さな建物へ詰め込む。特徴は多くの施設が保険会社と個別の支払い契約を結ばないまま運営される点で、収入は患者の自己負担や対象外給付から入る。
個別契約を持たない運営は、支払い水準をめぐる係争や保険会社側の給付制限を受けやすい。新規開業は先に費用がかさんで回収が遅れるため、拡大のペースが速すぎると資金繰りと運営品質の両方が痛む。
ヒューストン本社に944人の常勤を置きつつ、施設は地元の医師と共同で所有する。医師主導の色が濃く、開業ペースと支払い交渉に判断が寄る。
救急に来る患者数と、保険会社が請求のどこまでを払うか。開発中の9施設が黒字に転じるまでの期間も業績の重しになる。
この会社をどう読むか
Nutex Healthの病院は、規模の作り方が普通の総合病院と違う。病床十数床の建物に救急室と画像検査と入院設備を詰め込み、大病院よりはるかに安く建てて、地元の医師と共同で持つ。
もっと変わっているのは稼ぎ方で、多くの施設が保険会社と個別の支払い契約を持たないまま回っている。利幅は作りやすいが、支払いをめぐる摩擦とは裏表で、病床の稼働率だけでは業績の説明がつかない。
バランスシート (要約)
資産 $919M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $329M(36%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$186M
- 他の流動資産$353M
- 固定資産$380M
- 流動負債$158M
- 長期借入金$29M
- 短期借入金$13M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $875M
- 売上成長率
- 82.4%
- 粗利率
- 50.8%
- 営業利益率
- 31.5%
- 純利益率
- 8.1%
- ROE
- 21.5%
- ROIC
- 58.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $248M
- フリーCF
- $246M
- 営業CFマージン
- 28.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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