
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
総資産 $14.6B の一地方銀行でありながら、同業との合併と外部投資家ウォーバーグからの出資を同時に進めている局面は、地銀では珍しい。買収で店舗網を継ぎ足して育った歴史があり、今回の合併もその延長線上にある。
ニュージャージー州の沿岸で預金を集め、地域の中小企業や個人、商業用不動産へ貸して利ざやを取る。信託や資産運用の手数料も加わるが、収益の中心はあくまで昔ながらの貸し借りの差にある。
地域の景気が冷えれば焦げ付きが増え、商業用不動産への傾斜が深いぶん傷も深くなる。金利が急に動けば利ざやと保有債券の評価が同時に揺れ、合併が承認されずに止まれば描いた道筋は白紙に戻る。
沿岸の地域に根を張った堅実な貸し出しを続けながら、会社の形そのものを変える合併に踏み切った。当面の仕事は、株主総会と規制当局という二つの関門を通すことに寄っている。
地元の景気と金利の形が利ざやを決め、商業用不動産の値動きが貸出の質を決める。加えて、フラッシング・ファイナンシャルとの合併が株主総会と当局の承認を通るかどうかで、この先の会社の姿そのものが変わる。
資産 $14.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.7B(11%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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