配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
リース満了車という質の揃った商品の流れを、メーカー系の金融会社との関係で囲い込んだ点が最大の強み。実車の競り場を持たない身軽さは、固定費と在庫リスクを削ぎ落とした。検査と保証の仕組みで現物を見ない取引の不安を消し、業者間流通の電子化を先導する立ち位置にいる。
ディーラーやリース会社が業者間で中古車を売買する、ネット上の競り市場の手数料が収益の柱。リース満了車の処分を一手に引き受ける独占的な販路を持ち、出品と落札の双方から手数料を得る。落札車を仕入れるディーラーへのつなぎ融資も第二の柱になる。実車の競り場を売却し、ネット完結の取引量で稼ぐ構造になっている。
新車不況の数年後にはリース満了車が細り、出品の谷が来る。中古車価格の急落は融資の担保価値を直撃し、貸し倒れが膨らむ。対面の競り場最大手も電子化を進めており、規模の差は埋まらない。ディーラーの淘汰は顧客の母数を削る。
配当を出さず、資金を市場機能の開発と自社株買いに振り向ける経営。資産の重い競り場を売却し、ネットと金融の二本柱に絞った。検査データと値付けの精度で取引の信頼を高め、手数料の質を守る方針が特徴になっている。
中古車の流通量と、リース満了車の戻り、融資の健全さに依存する。新車販売とリース契約の回復が数年後の出品を生むか、ネットの競りへの移行で対面の競り場から取引を奪えるか、ディーラー向け融資の貸し倒れを抑えられるか、そして手数料率を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $4.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(26%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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