テキサスという成長地域を地盤に、低コストの預金と、貸し倒れを抑える堅実な融資で、長年安定した収益を上げてきた点が強み。無理な融資を避ける保守的な経営で、不況にも比較的強い。多くの買収を着実に統合して規模を広げてきた実績を持ち、成長地域での堅実な地方銀行という立ち位置にいる。
預金を集めて企業や個人に融資し、その利ざや(貸出金利と預金金利の差)が収益の柱。テキサス州を中心に、人口や経済が伸びる地域で、中小企業向けの融資や個人向けの銀行業を手がける。低コストで集めた預金を強みに、堅実な融資から利ざやで稼ぐ。これに買収で広げた地域網が加わる。保守的な経営で安定して稼ぐ構造になっている。
景気後退で融資先の経営が悪化すると、貸し倒れが増える。金利の急変は利ざやを圧迫し、預金の流出を招くこともある。地方銀行への信用不安が広がると預金が流出しやすく、商業用不動産向け融資のリスクや、買収した銀行の統合の難しさも、収益の重しになりうる。ただし保守的な経営が振れを和らげる。
配当を出しつつ、低コストの預金基盤の維持と、堅実な融資、買収による着実な拡大に力を入れる保守的な経営。成長地域の需要を取り込みながら、無理な融資を避けて貸し倒れを抑え、低コストの預金を生かして利ざやを安定して稼ぎ、買収で規模を広げる方針が特徴になっている。
地盤とするテキサスなどの景気と、金利の水準、融資先の健全さ、買収に依存する。成長地域で融資が伸びるか、低コストの預金を保てるか、貸し倒れを低く抑えられるか、そして買収した銀行をうまく統合できるかが、業績を左右する大きな前提になる。地域の成長と堅実な経営が収益を支える。
バランスシート (要約)
資産 $38.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.6B(20%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 7.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $550M
- フリーCF
- $517M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $221M
- 配当性向
- 40.8%
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