
PKE
Park Aerospace材料の開発と部品の成形を同じ屋根の下で回し、フランスのArianeGroupが作るロケット用アブレーション材の原料について北米での独占販売権を持つ。この原料は自社の主力製品の材料でもある。
航空機やロケットの構造に使う軽くて強い複合材料と、その材料で成形したエンジンカバーなどの部材を売る。材料の配合開発から部品の成形までを一つの拠点で完結させ、設計から量産までまとめて引き受ける。
採用機種の生産が減速すれば需要はすぐ細る。航空・宇宙向けの素材は認定に長い時間がかかるため、新しい機種の採用を一度逃すと次の機会は何年も先になる。
少数の航空・宇宙向け素材に絞り込む手堅さの一方で、2025年3月にはArianeGroupへ資金を前渡しし、相手の製造設備の増強を支える契約を結んだ。配当は続けている。
自社の材料が採用された機種の生産が続くかどうかで動く。2025年度は売上の39.8%がGE Aerospaceの系列や下請けの供給者向けで、この一系統への傾きが大きい。
この会社をどう読むか
Park Aerospaceは航空機やロケット向けの複合材料メーカーだが、拠点はカンザス州ニュートンの一か所しかない。1954年の創業以来、材料の配合を開発する研究部門と、それを部品に成形する工場が同じ敷地に同居している。
その一拠点が扱うもののなかに、ロケットの噴射熱から機体を守るアブレーション材がある。原料はフランスのArianeGroupが作り、Parkが北米での独占販売権を持つ。2025年3月にはArianeGroupの製造設備の増強費用を前渡しする契約まで結んでおり、買い手にとどまらず供給網そのものを支える側に回っている。
バランスシート (要約)
資産 $142M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $130M(91%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$78M
- 他の流動資産$30M
- 固定資産$34M
- 流動負債$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $73M
- 売上成長率
- 18.2%
- 粗利率
- 30.9%
- 営業利益率
- 18.4%
- 純利益率
- 15.4%
- ROE
- 8.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $11M
- フリーCF
- $9M
- 営業CFマージン
- 15.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $10M
- 配当性向
- 88.4%
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