RC
Ready Capital自社の社員が投資判断をするのではなく、外部の資産運用会社Waterfallに経営を委ねる「外部運用型」のREITである点が、自前で運用する同業と大きく違う。SBAの中小企業ローンを扱える非銀行の免許を持つ16社の1社という立場も特徴。
融資額$40M以下の中小企業向け不動産ローンと、政府が保証するSBAの融資を組成し、利息収入と、まとめた融資を証券化して売る利益で稼ぐ。SBAの融資を扱える非銀行の免許を持つ16社のうちの1社という立場も収益源の一つ。
商業用不動産の市況が傾いたり、借り手の中小企業が返済に行き詰まったりすれば、貸し倒れが膨らむ。外部運用会社への報酬は運用の巧拙にかかわらず発生するため、運用がふるわない局面でも費用だけは変わらずかかる構造を抱える。
課税所得の9割以上を配らなければREITでいられない決まりの下で運営し、2025年6月には住宅ローン事業を切り離して中小企業向けの不動産融資へ絞り込んだ。経営判断そのものは、Waterfallの共同創業者2人が握る。
借り手が返済を続けられるか、担保の不動産が値を保てるかに加えて、外部運用会社Waterfallの目利きしだいで成績が決まる。同社を率いる共同創業者2人は、1993年に整理信託公社から買った不良債権の証券化を手がけた頃からこの分野にいる。
この会社をどう読むか
Ready Capital は自ら不動産を持たず、中小企業向けの不動産ローンやSBA融資を組んで利息で稼ぐREITだ。ただし経営の舵を握るのは、社員ではなく外部の資産運用会社Waterfallである。
Waterfallを率いるのは共同創業者の Thomas Capasse と Jack Ross で、2人とも30年超この分野にいる。2025年6月には住宅ローン事業を切り離し、中小企業向けの不動産融資とSBA融資に絞り込んだ。ただし外部運用への報酬は、運用の成果にかかわらず発生し続ける。
バランスシート (要約)
資産 $7.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(20%)。
同業の平均並みの水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$208M
- 長期借入金$1.4B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $432M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $113M
- 配当性向
- —
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